
学習規律づくりに関する場面指導 −遅刻してくる子どもへの指導−
この場面指導では、「なぜ遅刻してきたか」という点にとどまり注意するのではなく、さらに「なぜ」と考えている点が評価できます。
遅刻してくる子どもは、早く起きられなかった子どもであり、早く寝られなかった子どもであり、夜遅くまでテレビを見たりゲームをしていたりした子どもであることが多い。子どもと改善できる点までさかのぼりながら、具体的なとりくみをつくっていく指導が求められています。
このさかのぼっていく指導を学級で共有できるとき、学級でとりくむ方法が生まれてきます。
子どもの問題行動から学級で何を学んでいくのかを共有していく指導が学習規律づくりです。