平成20年度制作
◆◆概要◆◆
子どもたちにとって学習規律は、教師の話を聞き、じっと席についているという受動的態度ではありません。また、学習規律は、教科指導と切り離されたものでもありません。
学習規律づくりは、学級の歴史としてかたちになっていきますが、学級の歴史づくりは、事件や出来事の記録、思い出や成長の記録ではありません。教師には、事実を価値づける指導性が求められます。
学習規律づくりは、子どもたちの学習にとりくむ主体性や関係性を評価していく指導的評価活動によって指導されていきますが、「いいとこ見つけ」に還元されるのではなく、子どもたちが学習の当事者になっていく点が重要です。
学習規律づくりは、実践のなかで子どもたちに学びながら指導方法が生まれ、教師は実践の中で体得していきます。ここでは、教員養成教育で行いやすい場面指導について、いくつかの場面を紹介します。
- 【撮影協力】(平成21年)
- 宮崎大学教育文化学部
- 【制作担当者】
- 竹内 元
- (宮崎大学教育文化学部附属教育実践総合センター)