
「教育臨床演習」の概要
<授業のねらい(シラバスより)>
地域社会を基盤とする教育現場の現実課題ないし実践的課題をリアルに把握し、生活指導や学習指導の個別的視点から、教育現場と教育制度の問題状況を捉える視野をもち、子ども、教師、保護者等のそれぞれ多様な人間関係のなかで営まれている学校教育の実践に参画しながら、自分自身の課題に気づき、以後の自分の学生生活における努力目標や専門分野の研究課題を意識することがこの授業のねらいである。
<学生が達成すべき目標(シラバスより)>
- 自分なりの課題をもって体験実習に臨み、自分の取り組みを他の学生の経験と比較しながら自己評価・相互評価することを通して、実際の教育現場で教育活動をする自分自身の課題を見出す。
- 教師の日常の仕事の複雑さを臨床実習の経験から学び取り、教育現場におけるモラルや教師としての望ましい言動を理解する。
- 同様の事例であっても、人により状況により処方箋の描き方や対応の仕方は異なり、子どもによっても求められる指導のあり方は異なるという現実を、ディスカッションを通して理解する。
<授業のねらい(シラバスより)>
地域社会を基盤とする教育現場の現実課題ないし実践的課題をリアルに把握し、生活指導や学習指導の個別的視点から、教育現場と教育制度の問題状況を捉える視野をもち、子ども、教師、保護者等のそれぞれ多様な人間関係のなかで営まれている学校教育の実践に参画しながら、自分自身の課題に気づき、以後の自分の学生生活における努力目標や専門分野の研究課題を意識することがこの授業のねらいである。
<授業内容とその展開>
- 事前指導と事前打合せ(6〜7月)
- 臨床実習(8月〜9月の1週間)
- 事後指導とリフレクション全体指導(10月)
- リフレクション演習(10〜12月)
- 自己評価(12月)

ディスカッション1:発表
長野市内の協力校に1週間滞在し、授業のアシスタントおよび学級担任教員の補助業務等の臨床経験を行います。“外側”から眺めるだけでは理解できない子どもの実態、子ども同士や子どもと教師の関係性、さらに学校内外での教師の仕事の現実を、“臨床の現場”に入り込んで体感する実習に基づいて、個々の体験の意味を共同で省察(リフレクション)します。
リフレクション演習では、まず初めに、1週間の臨床経験を概観し、特に印象に残ったことや疑問に思ったことを、ディスカッションのテーマとして提案します。ここでは、英語教育分野の学生によるディスカッションの様子を紹介しています。