<実習生としての心構え>

  • 清掃指導はきちんと体育着に着替えて行う。派手なTシャツや高級運動靴は使用しない。運動靴はかかとをつぶして履いてはならない。理髪店にいき、不潔さを感じさせないようにしておく。実習期間中は、常時名札を付けておく。
  • 実習ではガムを噛んだり飴をなめたり、空き時間に控室で菓子を食べたりしない。お茶やコーヒーもよくない(その学校の指示に従う)。
  • 運動靴(屋内用、屋外用の2足)を持参する。児童と共に活動し、いざという場合に児童を守るためである。学校の来客用スリッパを無断で使う実習生が見られる。
  • 身を正して授業を参観する。指導教員の授業を参観する場合は、記録を取りながら謙虚に学ぶ姿勢で参観する。指導教員の授業がなく、その学級を専科の教員が担当する場合は、事前に許可を得て授業を参観する。
  • 無断欠席、遅刻は許されない。早寝早起きをしてゆとりをもって登校する。実習期間中の暴飲は控える。遅刻は最もだらしない行為である。勤務開始の20分前までには出勤し、学級の児童と話したり、当番と共に教室内の美化に努めたり、指導教員に「朝、何か準備することはありませんか」と聞いたりする熱意を示す。
  • 実習生控室のゴミの始末は確実に行う。喫煙は全面禁止である。
  • 実習生同士の会話であっても言語環境に配慮し、適切な言葉を使用する。
  • 貴重品は持って行かない。金銭は、貴重品係を決めて袋に集めて教育実習担当教員から金庫で保管していただく。盗難の発生は、実習校に多大な迷惑を掛ける。
  • 学校内に入ったら携帯電話の電源は切って、使用しない。また、無目的にカメラやビデオの学校への持ち込みはしない。ましてや、指導教員の授業を撮影することは許されない。自らの研究授業を撮影する際は、事前に指導教員の了解を得る。
  • 実習校に自分のコンピュータやUSBメモリ、CDは持ち込まない。本学または自宅でプリントアウトした書類を持って行く。必要があれば、実習校では児童用のコンピュータを使用する。
  • 児童に対して困難な事態が生じたら、即、指導教員、教育実習担当教員に相談し、軽率な判断や行動を取ってはならない。たとえ目に余る児童の行為、実習生への挑発的行為があっても、教育上のいかなる懲戒も実習生には認められない。
  • 授業後、実習後の話し合いでは、「感動したこと」「勉強になったこと」を積極的に発言し、感謝の気持ちを表現するよう努める。
  • 「本実習に来てくれるのが楽しみです」と児童にも、指導教員にも言われる存在に1週間でなること。そのため、「積極性」「謙虚さ」「明るさ」「ユーモア」「気配り」「迅速な行動」に心掛ける。
  • 実習期間中に大きな学校行事があるとか、実習生のために「お別れ会」「今後の健闘を祈る会」として、親睦会を行う場合がある。20歳を超えているので、こうした付き合いにも意味がないわけではない。しかし、早めに席を立つようにする。
  • 「実習記録」の記述は手書きとし、常に辞書を脇において不安な漢字は確認して、誤字のないように努力する。
  • 「実習記録」は、全日程終了後、速やかに「成果と課題」を書き、実習校で設定した期限に従い、至急届ける。目安は「水曜日」である。全員そろって提出を求める実習校が多い。互いに日時を調整して出掛ける。訪問の際は正装のこと。期限に遅れると評価に影響する。
  • 実習校で1冊の「教育実習日誌」は、輪番で記録するか、実習生長が記録するかして、最終日に提出する。実習校によっては、個人の「教育実習記録」と一緒の提出が求められる。その際は、実習生長が最終日に持ち帰り、後日個人の「実習記録」と共に提出する。
  • 実習終了後、指導教員に御礼状を出す。便せんに手書き、封書が望ましい。実習生長、副実習生長で、校長や教育実習担当教員に宛てて書く、また個人で理科や音楽など専科の教員に書くなど、配慮も必要である。

閉じる