
実験結果の発表とまとめを共有する
実験結果、つまりデータにもとづいて仮説を検証します。
理科ではデータをもとに仮説が支持されたかどうかについて考えることが大切であることを経験を通して理解させることが大切です。時間にゆとりがあるときには、生徒に設定した仮説、検証する実験方法、実験結果、考察までをプレゼンテーションさせると良いでしょう。
生徒の力で仮説を設定させる段階を入れるだけで、生徒の学習意欲・態度は改善され、そして科学的な問題解決能力が育成されます。PISA(The Programme for International Student Assessment)型学力では、思考プロセスの習得、概念の理解、及び様々な状況でそれらを生かす力が求められています。4QSはPISA型学力の育成につながる具体的な指導の手だての1つとなり得ます。