教員育成のためのモジュール型コア教材「教育実践編」

総合的な学習の時間における体験活動を活かす複数の発表方法を組み合わせた成果発表

教授意図に応じたロボット競技会と口頭発表、ポスター発表の組み合わせ

この半年以上にわたり活動してきた総合的な学習における各体験活動をまとめて、授業のテーマにもとづいて振り返るために、児童一人ひとりがポスターを作成して発表します。

1.ポスター発表 (1分52秒)、 (1分24秒)、 (2分08秒)

2.児童の反応 (1分58秒)

3.ポスター発表についての教師の声 (14秒)

1.
ポスター発表

ポスター発表(全体の様子) (1分52秒)


ポスター発表(事例1) (1分24秒)


ポスター発表(事例2) (2分08秒)


  • 発表は出店(でみせ)方式
  • 30人×3グループに分けて、各グループは15分の持ち時間で発表
  • 発表者は、聞き手(お客)が来たら何度でも発表を行う
ポイント
  • 短めの内容を繰り返す出店方式の発表
    • 多くの人に聞いてもらう機会を確保するため説明はコンパクトに
    • 口頭発表のようにしっかりとした原稿を書かせることはせず、説明すべきポイントだけをまとめておき、あとは原稿に囚われない説明を心がけさせる
  • 図表や模型等の活用を推奨する
    • 字ばかりのポスターにならないように
    • 言葉で伝えづらいものを身振り手振りや、視覚的な資料、さらには模型などの立体資料を組み合わせることを工夫させる
  • 対面で発表する意義を強調する
    • 聞きっぱなしにならないよう質疑応答を推奨する
    • 質問に応じて詳しく説明するといった発表スタイルもある
    • 聞き手にも参加してもらえるようにクイズ形式やロボット操作体験などの工夫もできる

2.
児童の反応

児童の反応 (1分58秒)

ポスター発表などの形で活動を振り返ってまとめることによって、自分の変化に気づき、意見をまとめることができます。

さらに、ポートフォリオの作成などを組み合わせると活動をより充実させることができます。


3.
ポスター発表についての教師の声

ポスター発表の様子 (14秒)

<与野本町小学校 小田切倫子 教諭>

内容は内容、発表のテクニックはテクニックというのを、少し自分の中で分けて、準備に取りかかりました。

最後のポスター発表というのは、「ロボットと人間のつくる未来像」がテーマで、これは「調べ」というよりは、自分の思いや考えを発表するものなので、最初の口頭発表とは区別しました。

口頭発表では、原稿に頼って原稿の文字を見ながら発表するということでも、話を整理するのにはとても役立つ事なことなのでよかっ たと思います。

それに対して、ポスター発表では、自分の思いを大事にさせたかったので、原稿よりもその内容を伝えるという気持ちを大事にしてみようということを、子供たちに投げかけました。

(柱として自分が何を伝えたいかというものを明確に持っておくことが大事であることや、毎回毎回言葉が多少ちがってもいいんだよ、といったことを伝えた。)

やはり相手に伝えるためにはテクニックがあると思います。

まず基礎的には、何回も繰り返し練習すること、場数をふむことで、子どもたちはとても上達します。そこでクラスでは、一対一でペアを何回も作り直して、発表させることをしました。

さらに、「じゃあ今度は三人でやってみよう。その時は、一人が発表で二人が聞く人になるから、かならず一回ずつは目を合わせよう ね。」といったことを意識させました。そして、「じゃあ次はそのグループを、もう少し大きくしてみよう。」という風に、発表のテ クニックを身につけさせる時間を十分に確保しました。