教育の情報化を推進する日野市教育委員会と学校長に、学校の情報セキュリティについて語っていただきました。
ポイント
- 学校の情報セキュリティについてのポイントが整理できる。
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学校長としての立場から(日野第三中学校 校長)
ポイント
- 情報セキュリティと学校
・個人による管理と組織的な取り組み
・学校としてのセキュリティポリシー
・管理職・教員の意識
【質問事項】
- 教員に1台ずつパソコンが割り当てられて?
- どのように教員をリードしたか?
- 教員からのセキュリティ管理への不満は?
- 個人のセキュリティ管理意識の違いは?
- 導入後の教員の管理意識の変化は?
- 組織での具体的な管理は?
- 市と学校のセキュリティポリシーは?
- 学校に合わせたセキュリティポリシーは?
- 学校に必要なセキュリティポリシーは?
- 教員に呼びかけていること
- 生徒へのセキュリティ教育は?
ポイント
- 情報セキュリティに関する学校組織としての取り組みのポイントを指摘できる。

ICT活用教育推進室 室長の立場から (日野市教育委員会 室長)
- 「各教員へのパソコンの配布」がもたらすことの意味
個人所有のパソコンの利用をやめ、市が教員に1台のパソコンを配布することは、便利に活用できるだけでなく、情報の漏洩を防ぐ環境を整えることにも意味があります。したがって、自由に使えるわけではありません。個人情報を守るために「めんどうくさい」ことをすることも求められます。
ICカードによる認証などの技術的対策に加え、情報セキュリティについての教員の自覚が重要です。そのため、操作法や運用・活用法の研修だけでなく、情報セキュリティポリシー、情報安全教育、個人情報保護法などの研修が必要です。しかも、教員が一人残らず研修することが重要で、複数回の実施やe-Learningでの研修など、全員参加のための工夫が必要です。
ポイント
- ICTを活用した教育を推進するための前提として、どのような対策が必要であるか指摘できる。