平成18年度制作
◆◆概要◆◆
ここでは、東京都日野市の事例を通して、情報セキュリティ対策がどのようになされているかを紹介します。
日野市の公立学校では、全教員に非接触型ICカードを配布し、コンピュータへのログオン、校務支援システムへのアクセス制限を行い、セキュリティを確保しています。
また、保存すると自動的にデータが暗号化される仕組みを有するUSBメモリを教員に配布し、個人情報の保護に努めています。
さらには全教員を対象とした研修として、「情報安全教育」の講演会を実施し、また、e-Learningによる「学校における個人情報の保護」、「教師のための著作権入門」を実施しています。
ポイント
- 情報セキュリティ対策のための、物的対策、人的対策の例を挙げることができる。
- 情報セキュリティのためには、学校だけでなく、市、教育委員会、学校など、関係部局の連携が重要であることに気づくことができる。
- 【撮影協力】(平成19年1月)
- 東京都日野市教育委員会
- 東京都日野市情報システム課
- 東京都日野市立日野第四小学校
- 東京都日野市立日野第三中学校
- 【制作担当者】
- 東原 義訓
- (信州大学教育学部附属教育実践総合センター)