コンピュータシステムのサーバ室は、その重要度に応じて様々な認証方式によって、入退室が管理されています。
ポイント
- サーバ室等の入退室管理のための認証方式を3種類挙げられる。
- サーバなどの重要な機器と情報やネットワークの中枢的な機器が設置されている部屋は、ICカード認証、指紋認証等で、物理的に守られていることを指摘できる。
- 校内ネットワークが、市の情報管理部局により集中管理されている例を説明できる。

ICカードによる入退室管理
ポイント
- ICカードによる認証
- 入室者名、時刻を記録できる
・非接触式・接触式
(非接触式は、交通機関の切符代わりとして利用が拡大している)
【解説】
この事例では、部屋の入室を管理するために非接触式のICカードが使われています。カードを近づけると認証が行われます。いつ誰が入室したか記録されます。暗号番号の入力を組み合わせることにより、他人によるカードの不正使用を防げます。
最近のコンピュータでは、非接触式ICカードの読み書き装置を内蔵したものが見られるようになってきています。
ポイント
- 非接触式カードでの入退室の実際を実感できる。

守られている学校の情報システム
ポイント
- 指紋認証等の入退室管理で守られる
- 各学校のコンピュータやネットワークの一括監視
・サーバ機器と蓄積された情報
・ネットワーク機器
・障害時のすばやい対応
【解説】
生体認証により入退室が管理された部屋の中には、ネットワーク管理用機器、サーバ関係の機器など、情報システムの中枢の機器が設置されています。個人情報はここのサーバに蓄積され集中管理されています。
市内の学校内に設置された無線LANアクセスポイントの稼動状況、コンピュータへのソフトのインストール状況等を監視できます。また、問題が発生した場合には、直ちに問題箇所を特定し解決策を検討できます。
ポイント
- 一般には知られてないところで、情報システムを守るための管理がなされていることを説明できる。