教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

学校の情報危機管理

危機にさらされている学校と情報

まとめ (4分17秒)

最後に、情報漏えいの原因と経路について、「独立行政法人日本ネットワークセキュリティ協会」(http://www.jnsa.org/)が行なっている「個人情報漏えい事件・事故の調査分析」の調査データを示しておきます。

  • 漏えい原因の比率

「紛失・置忘れ」による漏えいが最も多く、次いで「盗難」、「誤操作」、「管理ミス」と続きます。これは情報の携行中のものが大部分であり、人的対策が情報漏えい防止の基本である、ということを示しています。情報持ち出しルールの整備や意識向上が求められます。

  • 情報漏えい経路の集計

どのような情報媒体を通して漏えい事件・事故が起きたか、ということですが、ほぼ半数は「紙媒体経由」で起きています。次いで「PC本体」(ハードディスクなど、PCに固定された媒体)、「FD等可搬記録媒体」、と続きます。WebやE-mailを経由しての情報漏えいは、件数としては多くはありません。

不用意なプリンタ出力の制限や、PCへのアクセス制限といった古典的な情報漏えい対応が基本でしょう。