ゴール
- 学校Webサイトにより校長が何を保護者や地域に伝えたいのか知ることができる
- 学校Webサイトへの発信時の注意事項を挙げることができる
- 学校Webサイトによる情報発信に対する保護者、教員の声を知ることができる

取材・発信
ポイント
- 良いとこ見つけ
- 学校を理解してもらいたい
- 発信前のチェックリスト
- CMS(Content Management System)で容易に発信できる
【解説】
この学校では、校長がWebサイトから毎日のように発信しています。何を発信しているのでしょうか。心がけていることは?
- デジタルカメラを持つことが、良いとこ見つけになる
- 子どもの姿、普段は知られていない職員の働いている姿を対象としている
- 学校を理解してもらいたいという思いで発信している
- 事前に保護者から許可を得て子どもの写真を発信している
- 誰か特定できないように工夫して撮影したり、ぼかしたりしている
- 取材は学校で行っているが、Webサイトには自宅に帰ってから登録している
- 発信前には、肖像権、著作権、画像サイズ、個人情報、誤字脱字などに関するチェックリストにしたがってチェックしている
- 必要な場合には本人や保護者から許可を得る
- CMS(Content Management System)の仕組みなので、簡単に発信でき、本事例の校長は毎日発信している
※CMS:
Webページ上の入力欄から文字や写真を登録することによって、専用のWebページ作成ソフトやFTPと呼ばれる機能を使わないで、容易にWebページを作成・管理する仕組み
ゴール
- 日常的な発信のために何を取材しているか、挙げることができる
- 発信するときの注意点を挙げることができる

校長による発信
ポイント
- 保護者、市民、教職員から校長に寄せられる声
- 校長が発信することの意義
【解説】
学校Webサイトは保護者や市民に注目され、次のような声が寄せられています。
- 「楽しみにしています。素敵ですね。こんなことがあったんですね。」
- 「小学校ってこんなことしてるんですね。ホームページ楽しみにしています。」
- 「母が、校長先生はあなたのこと、こんなふうに見てくれているんだねと喜んでいました。」(本校教員の声)
<校長が発信することの意義>
- 校長の立場だから、給食室や授業時間内でもカメラを持って教室に入れるので、他の職員では発信できないことを発信できる
- その日の出来事、学校の頑張り、さりげないことでも伝えられる
- 経営方針を周知するため、学校をより良く理解してもらうために活用している
- 職員も自然にWeb発信する気持ちが出てきている
ゴール
- 校長による発信の意義を説明できる

保護者の声
ポイント
- 見える学校
- 生活面での子どもの様子
- 喜びと安心感
【解説】
学校Webサイトの効果として、保護者は次のことを挙げています。
- 移動教室の様子がリアルタイムで伝えられる
- 事細かに子どもたちの一日の様子が見える
- 学級便りには載らないような、日常の生活の子どもたちのやりとり、些細な子どもの動きがわかる
- 学校公開は学習の様子、Webサイトは生活面のことがわかる
保護者は、うれしく、微笑ましく感じ、安心感につながると語っています。また、Webサイトに載せようとすることにより、先生が子どもたちを良く見る、些細なことも見る、気を配ることにつながっていることの効果を指摘しています。
ゴール
- 保護者からみたWebサイトの意義を説明できる