教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

危険! 個人情報流出とコンピュータウィルス

人情報の適切な取扱いやコンピュータウィルスの危険性について指導する

ポイント

  • 自分や友だちの個人情報の大切さを理解させ、大切な情報を知らない人に教えてはならないことを指導できる

1.授業のねらい (3分06秒)

2.個人情報流出の事例 (1分51秒)

3.個人情報流失の危険性 (3分04秒)

4.個人情報の保護について考える (2分45秒)

5.授業のポイント (2分35秒)

1.
授業のねらい(インタビュー)

授業のねらい (3分06秒)

ポイント

  • 教師の体験を紹介しながら、個人情報流出の場面や危険性について実感させる
  • 「こわいから、かかわらない。」と思わせることなく、対応できる力を養う

【解説】

個人情報や情報モラルについての考え方が、子どもたちにとって身近とは限りません。想像しやすい例を示しながら、個人情報の取り扱いに注意が必要であることを理解させます。

ゴール

  • 悪意がなくとも無意識に、個人情報の流出に関わる危険性があることに気付かせることができる
  • 大人に相談するなど、具体的な対応を意識させることができる


2.
個人情報流出の事例

ダイレクトメールの不思議 (1分51秒)

ポイント

  • 身近なところでも個人情報が流出したと考えられる事例が発生していることを、具体例を通して理解させる

【解説】

個人情報の流出や保護といっても、児童には自分のこととして考えられません。そこで、導入部で、教師に届いたダイレクトメールを例として紹介し、個人情報流出の恐ろしさや実態に気付かせます。

ゴール

  • 個人情報の流出という問題が、自分たちの生活の身近に存在することを理解させることができる


3.
個人情報流失の危険性

個人情報で、つぎつぎに分かること (3分04秒)

ポイント

  • 情報が増えるたびに、個人の特定につながることを理解させ、個人情報の大切さを学ばせる

【解説】

Aさんの似顔絵(写真)が示されるだけでも、Aさんの性別、年代などが推察できることを、児童とのやりとりの中で確認し合います。次に、年齢が示されることで、分かることや予想できることを出し合います。最初は全く分からない相手でも、情報が増えるたびに分かること、予想できることが増えていき、最終的には個人の特定につながることを理解させ、個人情報の大切さを学ばせます。

ゴール

  • 個人についての断片的な情報が流出すると、それらの組み合わせで、個人を特定できることを理解させることができる
  • 部分的な個人情報であっても、取り扱いに配慮が必要であることを理解させることができる


4.
個人情報の保護について考える

アンケート調査で親や友だちの個人情報を伝えていませんか? (2分45秒)

ポイント

  • プレゼントへの応募などで個人情報を求められた場合には、必ず保護者に相談することと、他人の情報を第三者に絶対に教えないことを確認する

【解説】

個人情報流出によるトラブル(秘密がもれる、なりすまし、いたずら)などを紹介した後で、自分たちの個人情報を守っているか考えさせます。子どもたちは、個人情報を大切にしていると思い込んでいることも多いようです。ところが、Webなどのアンケート調査に回答するときに、自分だけでなく、親や友達の個人情報を知らせてしまう危険性があることを知らせます。

ゴール

  • 個人情報を求められたときにどうするべきか考えさせ、個人情報を大切にする態度を身につけさせることができる
  • 個人情報も大切な財産であることを理解させることができる


5.
授業のポイント(インタビュー)

授業のポイント (2分35秒)

ポイント

  • 情報モラル教育は、お互いが気持よく生きるために必要なことであり、人権教育にもつながってゆく
  • インターネットでは、顔が見えない、不特定多数の参加で被害が大きくなる。自分も相手も気持ち良く生きてゆく中で、情報モラル教育は必要

【解説】

漏えいした場合の被害や、秘密や大事にしているものが漏れることを考えさせます。生き方や経験がつまっているのが個人情報です。

漏らすからいけないのではなく、それぞれが大事にしている財産であることを認識させることが大切です。

ゴール

  • 情報社会の性質を把握し、情報モラル教育の意義について、教師自身が明確な認識を持てるようになる