ポイント
- 自分や友だちの個人情報の大切さを理解させ、大切な情報を知らない人に教えてはならないことを指導できる

個人情報流失の危険性
ポイント
- 情報が増えるたびに、個人の特定につながることを理解させ、個人情報の大切さを学ばせる
【解説】
Aさんの似顔絵(写真)が示されるだけでも、Aさんの性別、年代などが推察できることを、児童とのやりとりの中で確認し合います。次に、年齢が示されることで、分かることや予想できることを出し合います。最初は全く分からない相手でも、情報が増えるたびに分かること、予想できることが増えていき、最終的には個人の特定につながることを理解させ、個人情報の大切さを学ばせます。
ゴール
- 個人についての断片的な情報が流出すると、それらの組み合わせで、個人を特定できることを理解させることができる
- 部分的な個人情報であっても、取り扱いに配慮が必要であることを理解させることができる

個人情報の保護について考える
ポイント
- プレゼントへの応募などで個人情報を求められた場合には、必ず保護者に相談することと、他人の情報を第三者に絶対に教えないことを確認する
【解説】
個人情報流出によるトラブル(秘密がもれる、なりすまし、いたずら)などを紹介した後で、自分たちの個人情報を守っているか考えさせます。子どもたちは、個人情報を大切にしていると思い込んでいることも多いようです。ところが、Webなどのアンケート調査に回答するときに、自分だけでなく、親や友達の個人情報を知らせてしまう危険性があることを知らせます。
ゴール
- 個人情報を求められたときにどうするべきか考えさせ、個人情報を大切にする態度を身につけさせることができる
- 個人情報も大切な財産であることを理解させることができる