教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

情報発信の意味と責任

発信する情報や情報社会での行動に責任を持ち、相手のことを考えた情報のやりとりができるように指導する

ゴール

  • 自分や家族の個人情報を見知らぬ人に漏らしてはいけないことを知らせ、電話を使った聞き出しに対する適切な受け応えを身につけさせることができる

1.授業のねらい(インタビュー) (24秒)

2.「なぜ個人情報を教えてはいけないのか」気づかせる指導 (2分23秒)

3.聞き出しの電話への対処を考えさせる指導 (1分52秒)

4.対処法の練習 (2分39秒)

5.授業のポイント(インタビュー) (1分30秒)

1.
授業のねらい(インタビュー)

授業のねらい (24秒)

ポイント

  • 自分や家族の個人情報を見知らぬ人に漏らしてはいけないことを知らせる
  • 電話を使った聞き出しに対する適切な受け応えを身につけさせる

【解説】

本授業のねらいを明確に述べています。本授業では2つのねらいが出てきますが、それに対応した指導過程が組まれています。しっかりと2つの指導目標をとらえさせています。

ゴール

  • 授業のねらい「個人情報を安易に漏らしてはならないことに気づかせる」「電話による聞き出しに対しての適切な行動を取れる態度を育てる」をとらえさせることができる


2.
「なぜ個人情報を教えてはいけないのか」気づかせる指導

気づかせる指導 (2分23秒)

ポイント

  • 個人情報とは、具体的には何を指すのか押さえる
  • しっかりと課題意識をもたせる
  • 個人情報を教えてはいけない理由をきちんと押さえる

【解説】

名前・年齢(学年)・誕生日・住所・電話番号等が個人情報であることを押さえます。また、デジタル紙芝居で個人情報に注目させ、課題意識をもたせます。

児童は、なぜいけないのか最初は気づいていません。話し合わせることによって、その理由を深く考えます。その上で、起こりうる危険を伝えることで、児童は「個人情報を教えてはいけない理由」に気づきます。

ゴール

  • 名前や年齢などが「情報」であることを気付かせることができる
  • なぜ個人情報を教えてはいけないのか、話し合いなどの方法を取り入れて考え、気付かせることができる


3.
聞き出しの電話への対処を考えさせる指導

考えさせる指導 (1分52秒)

ポイント

  • 児童の状況、「むやみに個人情報を教えてはいけないことはわかった。でも、自分にそういう電話がかかってきたらどうしていいかわからない。」を把握する
  • 児童の問題意識が高まった状況で、すかさず「では、どうしたらいいでしょう。」と投げかけ、考えさせる
  • 友達の意見を聞くなどして、「なるほど。」とか「それはいい方法だ。」「いや、それではだめだろう。」など児童の思考を活発化させる

【解説】

児童の思考の流れをとらえ、児童が今一番考えたいことを発問として投げかけます。そうすることで、児童は主体的に学びます。

児童の意見を十分に受け止めたうえで、対処法を、スライドショーを使ってきちんと押さえています。

ゴール

  • 聞き出しの電話に対する対処を一人一人に十分考えさせることができる
  • 話し合い、友達の対処法を聞きながら、自分の考えを深めさせることができる
  • 聞き出しの電話に対する正しい対処法を理解させる事ができる


4.
対処法の練習

対処法の練習 (2分39秒)

ポイント

  • 役割演技による対処法の練習をさせる
  • 電話器の実物やペープサートを使って、臨場感を出す
  • 教師も役になりきって、児童の本音を引き出すような活動を仕組む

【解説】

低学年児童の特性をとらえ、役割演技を取り入れて、対処法の練習を行います。この活動により、児童はまるでその場にいるような気持ちになり、自分の考えを演技で表現します。

みんなの前で発表したことに対しては大いに称賛します。その際、適切な対処方法について、しっかりと指導します。

ゴール

  • 聞き出しの電話への正しい対処を身につけさせる指導方法を工夫することができる


5.
授業のポイント(インタビュー)

授業のポイント (1分30秒)

ポイント

低学年児童に情報モラルを教える上での工夫

  • 言葉を具体的に説明する
    ・「情報」とは、名前・年齢(学年)・住所等である
  • 視覚に訴え、しっかりと問題意識をもたせる
    ・デジタル紙芝居の活用を図る
  • 発問は、必要最小限とする
    ・本時は発問が2つ
  • 具体的な活動を通して適切な態度を身につけさせる
    ・実物等を使った問題場面の役割演技を取り入れる

【解説】

特に低学年児童には、具体的な説明、映像や活動を通して理解させる手立てが有効です。そうした指導方法の工夫とともに、低学年児童にどこまで求めるのか、どの程度できれば(わかれば)いいのかという指導目標のあり方も参考になります。

ゴール

  • 本授業のポイントをとらえる