教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

ネットで広げよう友達の輪、学びの輪

テレビ会議を利用した遠隔3離島教室間の交流学習

1.
自分たちの発表の準備

小浜小学校での発表準備の様子 (1分17秒)

交流授業を行う前に、テレビ会議システムを使うためのコンピュータの操作法について子ども達に指導しておきましょう。

また、あらかじめ子供たちには発表の内容を作ってもらう必要があります。遠く離れたお友達にどんなことをどのように伝えるのかをあらかじめ指導しておきましょう。

後で行われる意見交換に備えて、前もってお互いの発表内容を交換し合いましょう。

この事例では、プレゼンテーションソフトを使って発表用のスライドを作成しています。文字だけでなく写真や絵も利用できるので、分かり易く個性的な資料が用意できます。

これらは教師間の事前の打ち合わせによって確認する必要があります。その際、双方の共通点や地域間の差異を教師側で洗い出すことが必要です。


2.
それぞれの教室から「食の文化」を発表

3教室それぞれの発表 (2分14秒)

発表する時は、相手が聞き取りやすいように、ゆっくりと話すように指導しましょう。

また、他の教室の発表を聞くときには、疑問点についてあとから質問できるように、しっかり耳を傾けるよう指導しましょう。教師がキーワードを黒板に板書しておくと、聞き逃したり忘れたりした子どもがいても安心です。

この事例では各教室の子ども達が自由なタイミングで質問していますが、あらかじめ質問する教室の順番や時間を決めておくと、よりスムーズな進行が行えるでしょう。


3.
質問・回答で深まる交流

質問・回答の様子 (1分56秒)

いきなり、質問をしたり、回答をするのは意外とすぐにはできません。あらかじめ、個々の教室単位で、どんな質問を相手にするのか、あるいはどんな質問が自分達に来るのかを予想して準備をしましょう。

また、子ども達には、発表を聞いて初めて浮かぶ疑問・質問もあるはずです。そういった子ども達の興味を引き出し、探求心を満たす上でも交流授業は効果的です。

ポイント
  • 質問内容や表現はよく吟味させる
  • 相手が質問に答えやすくする質問の仕方を工夫させる
  • 教室の中で、質問しやすい場の雰囲気を作る

4.
3教室の子ども達にとっての成果

子どもたちの感想 (1分31秒)

今回の交流授業を終えて、子ども達は遠く離れた地域との違いや共通点に気づくとともに、あらためて自分たちが住んでいる地域の良さについても確認できたようです。

[アンケート結果]

学習前後のアンケート結果から、概ね次のような子どもが増えたことなどがわかりました。

  • 自分の考えを相手にうまく伝えることができる
  • 自分が聞きたいことを相手に聞くことができる