教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

コミュニケーション力を育成する遠隔協同学習のツボとコツ

ICTを活用した効果的な協同学習、交流学習を行う手引

1.
国際遠隔協同授業について

国際遠隔協同授業について (1分43秒)

国際交流の遠隔学習がうまくできるかどうかは、「国際」であることをどう理解し納得し、「国際」であることから発生する困難・問題をどう克服して交流していくかがポイントとなります。

ここでは、実際に実施した体験から見つけた、国際間の遠隔協同授業のツボとコツを紹介します。

  • 「国際」であるということ
  • 国際遠隔協同授業の設定
  • 交流の相手を見つける
  • コミュニケーション言語
  • 学期のズレと時差
  • 遠隔協同授業の題材・指導案


2.
「国際」であるということ

「国際」であるということ (1分35秒)

ポイント

  • 「国際」であることの意味

【解説】

「国際」というのは、単に「遠い」ということではありません。

「ちがっている」ことを知る「多文化理解教育」と、「おなじである」ことを知る「国際理解教育」にこそ、重要な意味があります。

「国際化」とは「際立たせる」と「際を取る」両面からのアプローチが大切です。

ゴール

  • 「国際」であることの意味を理解する


3.
国際遠隔協同授業の設定

国際遠隔協同授業の設定 (42秒)

ポイント

  • 国際間の遠隔協同授業の設定の手順

【解説】

国際間の遠隔協同授業を実現するためには、次の点でのノウハウが必要です。

  • 交流の相手を見つける
  • 授業を計画する
  • 時差をかんがえる
  • 学期のズレに配慮する
  • 題材・教材を設定する

ゴール

  • 国際間の遠隔協同授業の設定の手順が分かる


4.
交流の相手を見つける

交流の相手を見つける (2分49秒)

ポイント

  • 自治体・NGO団体・研究機関・地域の外国人などの協力を得て、遠隔協同授業の相手国・相手校を見つける

【解説】

国際遠隔協同授業の相手国・相手校を見つけるのは難しいものです。次のような機関を利用すると良いでしょう。

  • 教育委員会や教育センター
  • 国際交流をしている大学や研究機関
  • 自治体の姉妹都市
  • NGOなどの国際交流に携わるサポート団体

(例)<iEARN(アイアーン)

ゴール

  • 国際遠隔協同授業の相手国・相手校を見つける方法を知る


5.
コミュニケーション言語

コミュニケーション言語 (2分25秒)

ポイント

  • 外国とのコミュニケーションに用いる言語

【解説】

英語を用いる場合が多いのですが、英語は日本やアジアの国々では双方にとって外国語です。英語教育の面からの利点はありますが、内容面での深さが減少する傾向にあります。また、英語力が不足すれば授業の流れが止まることもあります。

通訳を利用すれば、お互いの母国語でコミュニケーションが図れるのですが、時間が2倍以上かかることになり、費用も発生します。

ゴール

  • 外国とのコミュニケーション方法が選択できる


6.
学期のズレに注意

学期のズレに注意 (2分23秒)

ポイント

  • 学期のズレや学校行事に注意

【解説】

海外と日本の学校では、学期のズレや学校行事の違いがあるため、それを事前に調査しておく必要があります。例えばタイと日本では、遠隔協同授業が可能な期間はわずか3ヶ月ほどです。

さらには同学年が必ずしも同年齢ではないことにも注意が必要です。

時差も非常に大きな制約条件となります。欧米は時差が大きいため、交流の時間帯の設定が難しくなります。

ゴール

  • 学期のズレや学校行事の違いに気づく


7.
遠隔協同授業の題材

遠隔協同授業の題材 (2分04秒)

ポイント

  • 遠隔協同授業の題材・内容

【解説】

じゃんけんやゲームを取り入れることで、はじまりの緊張を緩める工夫も大切です。

算数・数学などは、言葉の壁が低い題材となりますし、国によって答えは同じでも解き方の微妙な違いが面白さを引き立てます。

ゴール

  • 遠隔協同授業の題材について知る


8.
遠隔協同授業の指導案

遠隔協同授業の指導案 (3分44秒)

ポイント

  • 国際間の遠隔協同授業の活動計画

【解説】

国際間の遠隔協同授業の活動計画の特徴は双方の活動が交互に行われることです。

また国際交流授業では、事前に相手国や相手校の情報を知っていることが重要になりますので、メッセージビデオなどの交換が大切です。(ただしビデオの規格に注意)

交流本番には、雰囲気を盛り上げるためにお互いの国の民族衣装を着ることも効果的です。

ゴール

  • 国際間の遠隔協同授業の活動計画が作れる


9.
実践教員の声

実践教員の声 (4分42秒)

ポイント

  • 本には載っていない、地の生活情報を交換し合える
  • 海外との交流でインターネットの掲示板、ブログ、テレビ会議などを有効活用している
  • テレビ会議を利用して深い内容のコミュニケーションを行っている
  • 高い英語力が国際コミュニケーションには必ずしも必要でないことがわかれば難しくない
  • コミュニケーション活動を続けていくうちに自然に英語力が上がっていく
  • 掲示板などを活用することで、子ども達の興味に応じた活動を見つけたり、実現したりできる
  • 子ども達の視野が広がることによる成長を見つめることが教師の楽しみ
  • プロジェクト学習は生徒が自ら行動するので生徒は確実に伸びる

【解説】

様々な国際交流プロジェクトを継続的に行っている団体があります。

ここでは、その一つである「iEARN(アイアーン)」で実際に活動を行っている教師の立場からその魅力を紹介します。

ゴール

  • プロジェクト型の国際交流の利点を理解する


10.
生徒の声

生徒の声 (1分22秒)

ポイント

  • いろんな人と触れ合える、知らなかったような国の人と知り合える
  • テレビ会議をつかった文化交流は具体的な動きの訂正指摘もできてわかりやすかった

【解説】

国際交流プロジェクトの一つであるiEARN活動を実際に行った生徒の視点から、どのような魅力があるのかを紹介します。

ゴール

  • 実際に国際交流活動を行っている生徒たちが感じている魅力について理解する