教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

コミュニケーション力を育成する遠隔協同学習のツボとコツ

ICTを活用した効果的な協同学習、交流学習を行う手引

ゴール

  • コミュニケーション力を育成する遠隔協同学習の様々なメリットについて理解する
  • ICTを利用した交流学習、協同学習を行う際の様々な準備を行うことができる
  • 授業を実施した後の反省等によって今後の学習や授業の改善を行うことができる

1.学校長から見たメリット (4分30秒)

2.教師から見たメリット (4分29秒)

3.交流相手を見つける、交流のテーマを決める (1分24秒)

4.コミュニケーションツールを選ぶ (1分43秒)

5.教師同士の打ち合わせと児童生徒への教育指導 (5分01秒)

6.交流実践と授業後の対応 (1分56秒)

1.
学校長から見たメリット

学校長から見た交流・協同学習で得られる子供たち・教師にとってのメリット (4分30秒)

ポイント

  • 他の学校の子ども達の多様な意見を聞ける
  • 友達の輪を広げることができる
  • お互いの地区の環境や、違い、共通点を知ることができる
  • 知識や興味関心、学習が深まる
  • テレビ会議システムの授業への利用は意外と簡単
  • 経験した先生は抵抗なく使えるので、やってみることが大事
  • 教師同士の連帯感や安心感が生まれる
  • 将来的には教科の中で学び合い、練り合いができる良さを生み出すために、継続して実施することが大事

【解説】

テレビ会議システムなどを使って行う遠隔協同学習には様々なメリットがあります。

ここでは、学校長の視点から見たその魅力について紹介します。

ゴール

  • 交流・協同学習の意義について理解する


2.
教師から見たメリット

交流・協同学習で得られる教師のメリット (4分29秒)

ポイント

  • 聞き取る力が高まる
  • 上手に指導をすれば要点を押さえて話ができるようになる
  • 話すことへの抵抗感がなくなってくる
  • 他校の授業方法を見ることによって教師の研修になる
  • 他校の発表の良さを見ることで指導法を見直す、良いきっかけになる
  • 学校全体で取り組むと利用効果が上がる

【解説】

テレビ会議システムなどを使って遠隔協同学習をする際には様々なメリットがあります。

ここでは、現場教師の視点から見た魅力について紹介します。

ゴール

  • 交流・協同学習の意義について理解する


3.
交流相手を見つける、交流のテーマを決める

打ち合わせ、準備の流れ (1分24秒)

ポイント

−交流相手を見つけるポイント−

  • テレビ会議システムを利用しているところを探す
  • ホームページをきっかけにして連絡を取る
  • 元同僚だった先生に場を作ってもらう

−テーマを選ぶ際のポイント−

  • コミュニケーション能力に応じた無理のないテーマ選定
  • 日常の教育的なことを考慮したテーマ選定

【解説】

交流相手を見つける際には授業の目的や準備の負担を考慮して探すのが適切です。交流相手が見つかったあとは担当者との連絡を密にしておきましょう。

交流のテーマを選ぶ際には、児童生徒の調査能力やコミュニケーション能力に応じた無理のないテーマ選定をしましょう。

発表の機会を提供することが目的であれば、テーマは必ずしも同じである必要はありません。

ゴール

  • 交流相手を見つける方法と、テーマの選び方について理解する


4.
コミュニケーションツールを選ぶ

コミュニケーションツールについて (1分43秒)

ポイント

  • タイミングが合わなくてもよい方法<非同期メディア>は自由なタイミングでメッセージを送れる
  • タイミングを合わせる必要がある方法<同期メディア>は実施日時などの約束が必要

【解説】

交流の学習の場面または、教師同士の打ち合わせなどで、どのコミュニケーション手段を用いるのかを決め、アドレスや電話番号などをあらかじめ交換しておきます。

タイミングを合わせる必要がある<同期メディア>を用いる際にはあらかじめ通信する日時を約束する必要があります。

ゴール

  • 様々なコミュニケーションツールの特性と利用上の注意点を把握する


5.
教師同士の打ち合わせと児童生徒への教育指導

児童生徒への教育指導 (5分01秒)

ポイント

  • 学校間では約一ヶ月前から授業についての打ち合わせをしていく
  • 打ち合わせの内容は授業の流し方や順番、各教師の役割分担等
  • 打ち合わせの方法は電話やFAX、メール等
  • 事前にテレビ会議システムを実際に使って通信の状態をチェックする
  • 通信状態が悪い場合はメッセージカードが効果的
  • 子ども達に相手意識、目的意識を持たせる
  • 伝えることをできるだけ短くまとめる
  • プレゼンでは一番伝えたい部分を効果的に演出する
  • 話し方、声の大きさ、話すスピード等を練習する
  • 発表を聞く時のメモの取り方や要点の抑え方を指導する

【解説】

遠隔協同学習を行う際の学校間における準備打ち合わせのタイミングは、授業の準備なども考慮して、少なくとも約一ヶ月前から行います。

また、本番に向けて児童生徒の意識を盛り上げたり、伝えたり、聞いたり、質問するいわゆるコミュニケーション能力を育成するために、授業での適切な指導が大切になります。

ゴール

  • 遠隔協同学習を行う際のポイントと児童生徒への教育方法のコツを理解する


6.
交流実践と授業後の対応

交流実践と授業後の対応 (1分56秒)

ポイント

  • リラックスして楽しめる雰囲気を作る
  • 授業のねらいを抑えておく
  • 振り返りのためのワークシートが効果的
  • できるだけ児童生徒が自主的に
  • 必要に応じて教師が軌道修正
  • 実施後の授業の中で学習を振り返り、今後の学習目標につなげる
  • 教師同士も反省会等を行い、今後の目標を立て、お互いの良い面を吸収しあう

【解説】

遠隔の交流学習を成功させるためには児童生徒の緊張を解いたり、授業の目的に応じたワークシートを利用したり、授業後の振り返りを行う等の指導意図に応じた若干の工夫が必要になります。

ここでは、そのポイントについて解説します。

ゴール

  • 交流実践を行う際および、授業後の対応で大切な点を把握する