ポイント
- 協同学習を成功させるために
- 協同学習の意義
- 遠隔協同学習の意義
- 協同学習を支えるICT
【解説】
- 協同学習を成功させるために
- 協同学習で達成したい教科等の目標が明確であること
- クラスを越える協同学習の場合には指導者間の綿密な連絡調整が必要である
- 協同学習に先立って、共通の体験があることが望ましい
- 協同学習の意義
- 発信する過程で相手に理解してもらえるように熟考して表現する機会が与えられる
- 相手からの意見や感想により、活動が楽しくなり、また、不十分な部分は修正したいという向上心が生まれる
- 意見や感想を交換することで、新たな視点から考えたり、深めたりして、成果物の質が向上する
- 授業時間の中で全員が発言でき、全員に見てもらえる
- 相手の発言が音声だと消えていってしまうが、文字で表現されているので吟味でき、熟考できる
- 遠隔協同学習の意義
(1) 地域が異なる
- 地域情報発信型
- 広域調査型(データ収集、マップ作成、方法統制)
- 共同研究型(内容、方法等の意見交換)
(2) 立場が異なる
- 学習集団拡大型
- 意見収集型
- 意見交換型
(3) 知識・経験が異なる
- 疑問解決型(Q&A)
(4) 共有に意義がある
- 共同制作型
- 協同学習を支えるICT
- マルチメディアで表現できる
- ネットワークにより情報の共有、交換が可能となっている
- 専用ソフトを利用すれば、インターネットの危険にさらされずに協同学習を進められる
ゴール
- ICTを活用した協同学習のためにどのような準備が必要か説明できる
- ICTを活用した協同学習の意義と指導のポイントを説明できる