ポイント
- 動的図形ソフトとインタラクティブ電子黒板の活用により、空間図形の性質をより分かりやすく提示できることを知ることができる
- 動的図形ソフトの活用により、生徒が自ら図形の性質を発見したり、考えたりすることを促進している様子を知ることができる

導入時に、関心を高め、課題を伝える
ポイント
- 興味・関心を高める
- 課題を明確に把握する
- 思考を深める
【解説】
この事例で活用されている図形ソフトを用いると、変形したり、移動したり、回転したりして、図形の性質を観察することができます。
マウスの代わりに、インタラクティブ電子黒板を活用することで容易に図形を操作することができます。
生徒の反応を見ながら指導することができ、より効果を上げています。
ただ、見せるだけでなく、予測させ、それをワークシートに書かせ、実験して試してみるなど、指導には細やかな工夫が見られます。
(1) | 図形を動かさないで予測させ、ワークシートに書かせる |
(2) | 図形を動かして予測させ、ワークシートに書かせる |
(3) | 図形を動かしながら軌跡を残して、確かめさせる |
(4) | 軸を回転することにより、いろんな視点から観察する |
ゴール
- 動的図形ソフトとインタラクティブ電子黒板で分かりやすく提示できることを知ることができる
- ワークシートを活用することで、学習効果を高めている様子を知ることができる

提示教材を活用して思考を深める
ポイント
- 思考を深める
- まとめを印象深くする
【解説】
授業の終盤の様子です。より高度な課題に生徒が積極的に反応よく取り組んでいる様子が見られます。
ここでは、興味・関心を高めるためではなく、思考を深めるため、まとめのために、教師が図形ソフトを提示しています。
授業の最後に書いた生徒の感想を見ると、図形ソフトが利用されていたことで、より理解し易かったということが分かります。
ゴール
- 提示教材が生徒の思考を深めるために効果的であることを、具体例を挙げて説明することができる
- 本ソフトを活用して学習を進めた生徒の反応を説明することができる