教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

教員養成初期段階における生徒観の捉え直しを意図した小学校との遠隔共同授業

テレビ会議システムを用いた小学生と大学生の交流授業の方法

1.
大学生と児童との交流授業

テレビ会議システムによる交流授業 (2分05秒)

この実践事例では、小学生の側から大学生に対して、次に大学生の側から小学生に対して様々な質問をなげかけ、それにお互いそれぞれ答えるといった内容の交流授業を行いました。

子ども達の質問は、あらかじめテーマを決めて考えさせておきます。この事例では、彼ら6年生にとって間近に迫ってきた「中学校生活」についてです。

普段あまり接する機会の少ない世代同士で交流するという経験により、お互いに多くのことを学ぶことができます。


2.
それぞれの反応

子ども達の感想 (1分21秒)

[小学生の反応]
  • 大学生と話をするという体験が新鮮。
  • 大学生活がわかって楽しかった。
  • 親しみやすかった。
[大学生の反応]
  • 自分たちが子どもの頃との違いや共通点に気づく。

3.
実施途中での様々なトラブルと対応

トラブルへの対応 (1分16秒)

万全の準備を整えて授業に望んでいても、ごくたまに接続が切れたり、コンピュータの調子が悪くなったりすることがあります。そのような場合でも適切に対処できるように、原因に関する最低限の知識を身につけておけば、とまどうことはありません。