教員育成のためのモジュール型コア教材 「ICT活用編」

教員養成初期段階における生徒観の捉え直しを意図した小学校との遠隔共同授業

テレビ会議システムを用いた小学生と大学生の交流授業の方法

1.
テレビ会議システムの利用 − 機器の準備 −

機器の準備 (2分49秒)

テレビ会議システムを活用することで、遠く距離が離れた地域同士であっても、互いに映像と音声によりスムーズに意見を交わし、交流することができます。

テレビ会議システムを利用するためには、コンピュータ、インターネットの接続環境、Webカメラ、マイクなどのICT機器が、双方で必要です。

また、大勢の子ども達に一斉に映像を見てもらうために、プロジェクタなどの大画面表示装置を用意するとよいでしょう。

コンピュータの画面を外部に出力する際には、表示の方法を切り替える必要がある場合があります。


2.
テレビ会議システムの利用 − ソフトウェアの準備 −

ソフトウェアの準備 (1分47秒)

テレビ会議用のソフトウェアを準備します。この事例では、無償で使用できるメッセンジャーソフトを利用しています。

インターネットに接続されていることを確認したら、メッセンジャーソフトを起動して接続の設定を行います。


3.
ファーストコンタクト − 事前のテストと問題解決 −

接続テストとトラブルシューティング (1分59秒)

授業で実践する前に、あらかじめ相手と接続のテストをしておきます。映像、音声ともに問題がなく送受信できることを確認します。

メッセンジャーソフトの接続や動作に問題があれば、次のような対処法を試します。

  • それぞれの機器の接続をチェック
  • コンピュータの再起動
  • ソフトウェアの再インストール
  • コンピュータの交換