
機器接続の実際
ポイント
- 機器接続の際の注意点
【解説】
授業で大画面に提示するにはプロジェクタとスクリーンを使います。教室においてはプロジェクタを生徒の机の上に置かなければなりません。また、狭い教室でスクリーンを設置する場所にも細心の検討が必要です。パソコンをどこで操作するかも考慮しなければなりません。プロジェクタとラインで結ぶ場合には設置場所も制約を受けるからです。
また、各装置がすべて問題なく稼働するかどうかの確認も必要です。本番で、スピーカから音声が出力されない、といった場合にどのような対処をしたら良いか、想像してみましょう。
ゴール
- 機器の接続ができるようになる
- 機器の作動確認の重要性を知る
- トラブルの際の対処について考える

ICT機器整備の現状
ポイント
- ICT機器の整備状況について
【解説】
学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果 (平成18年度)
- 教育用コンピュータ平均設置台数:45.3台
- 普通教室のLAN整備率:全体で50.6%
- インターネット接続率:99.9%
<学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(文部科学省)>
ミレニアムプロジェクト報告と異なり、現実の学校のハードウェア状況は不十分で、多くの一般教室では全く整備されていません。(グラフ)
ICT機器が多くの教室に固定されていない現状では、使うたびに「設置、配線」という作業が必要になります。また、終わった後には配線をはずして元に戻すという作業も求められます。
ゴール
- 過渡期としての現状を理解する