学校でおこなうカウンセリングで大切なことは、カウンセリングに関わる専門的なテクニックだけではありません。
悩みや不安はすべての児童・生徒に当然生じることであり、それをきっかけとして子ども達はより成長するという視点が大切です。
その視点に上にたって、早期での問題解決を計り、教師との信頼関係をより強いものとすることで、今後への予防的な対応が可能となります。
なによりも、「心」の成長にとって大切な環境としてのカウンセリングとその「心」の通訳者としての教師の存在があって初めて、カウンセリングは意味をもつのです。
■参考サイト・参考文献
◆『新しい実践を創造する学校カウンセリング入門』(P46〜P56) 国立大学教育実践研究関連センター協議会 教育臨床部会/編 東洋館出版社 2007年 |