●学習障害のとらえ方
- 学習が困難である背景は多様であり、学習障害と似たような状態を示す他の原因も想定すること
- 境界線上の子どもたちも含めて学習が困難な子どもたちの支援を考えるための理解をめざすこと
●支援する際の留意点
- 校内委員会など校内支援体制を充実させ、担任ひとりではなく、チームで対応すること
- 様々な情報をもとに、学習が困難である要因を検討し、できるところから具体的な支援を始めること
- 学習困難な子どもの教育的ニーズに合った授業の工夫や必要に応じてティームティーチング、通級指導教室を活用すること
- 学習障害の子どもたちには、ある段階から学習を進める補助手段(ワープロや計算機)の使用を検討すること
■参考サイト・参考文献
◆『発達障害のある子の困り感に寄り添う支援』 佐藤暁 学研 2004年 ◆『実践障害児教育 6月号「軽度発達障害の子どもの二次障害の理解と、その対応」』(P6〜P8) 鳥海順子 学習研究社 2004年 ◆『学校カウンセリング入門』(P82〜P91) 国立大学教育実践研究関連センター協議会教育臨床部会/編 東洋館出版社 2007年 ◆『学習障害(LD) 理解とサポートのために』 柘植雅義 中央公論新社 2002年 ◆『特別支援教育の推進(山梨県)』 |