解説 (1分01秒)
【「SSTを体験してみよう」で体験したことと、この授業の違いについて、対象である小学生と大人の違いから考え、話し合ってください。】
- 子どもの場合、対人関係上の体験が少なく、ソーシャル・スキルが獲得されていない子どももいます。
- モデリング段階を設けて、スキルを獲得していない子どもにモデルや目標となるスキルを提示すること、フィードバックで教師が全体を俯瞰しながら介入していくことなど、より細やかな関わりが、小学校の授業では必要です。
- 一方、中学生の場合では、このようなプログラムを行うことの意味や意義をしっかりと伝え、授業そのものを動機付けることをしないと、授業そのものがうまく展開していかないでしょう。
- このように、年齢段階、発達段階に応じて、授業は工夫されていかねばならないのです。