教員育成のためのモジュール型コア教材 臨床編

不登校の初期段階における学級担任とスクールカウンセラーの効果的な連携

いじめによる不登校のケース

1.
いじめられている友達を助ける
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ミキオはクラスの学級委員長で、成績も上位の生徒だった。

ある日の休み時間に、クラスでつっぱっていて他の生徒に影響力を持っているコウイチとその仲間達が、気の弱いタロウをいじめている様子を見かけ、ミキオは彼らにやめるよう注意をした。

しかし、その後ミキオ自身がクラスの男子から無視されるようになってしまった。

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<この場面ではどのような課題があると思いますか?>


2.
保健室に頻繁に行く
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教室で嫌がらせを受けるようになったミキオは、「気分が悪い。」という理由で、頻繁に保健室に現れるようになり、給食後に早退することが多くなった。

養護教諭は、ミキオの担任にそのことを相談したが、担任は「高校受験の勉強で疲れているのだろう」と考え、あまり気にしていなかった。

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<この場面ではどのような課題があると思いますか?>


3.
保護者から担任が相談を受ける
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ミキオは、朝になると母親に吐き気や腹痛を訴えて学校を休むことが多くなった。

心配した母親は、担任に「学校で何かあったのではないか?」と相談した。担任は、クラスの何名かの生徒に聞いてみたが、そのような事実は出てこなかった。担任が家庭訪問をして母親と直接話をすることはなかった。

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<この場面ではどのような課題があると思いますか?>


4.
担任が母親にスクールカウンセラーを紹介する
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担任は、ミキオの母親にスクールカウンセラー(SC)に相談することを勧めた。しかし、担任自身は、この件に関してスクールカウンセラーに相談することはなかった。

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<この場面ではどのような課題があると思いますか?>


5.
スクールカウンセラーとの効果的な連携
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皆さんだったら、スクールカウンセラーをどのタイミングで、どのように活用すれば効果的に問題解決をできると思いますか。一緒に考えてみましょう。