教員育成のためのモジュール型コア教材 臨床編

不登校予防は保護者からの欠席連絡電話対応から

休ませ方対応マニュアル&早期校長面談システムによる不登校ゼロの実績

1.
不登校はどうして減らないの
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  • 今まで学校では不登校への有効な対策手段が無かった。
  • 適応指導教室は、対応方法について事実上暗中模索の状態だった。

2.
再登校支援の専門家がやってきた
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  • 不登校ゼロを達成したという講演を聴いて感銘した一人の先生が、再登校支援の専門家を学校に案内した。
  • 今までは不登校に対して「待つ」という対応であった。しかし、その専門家は「どのように不登校になったか?」を見立てることが大事であると強調した。

3.
保護者の休ませ方が変?
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  • 保護者は子どもの体調が悪いときに、熱を計らない、医者に連れて行かないといった状況で、欠席の電話を学校にかけていた。
  • それに対して教員は容認した対応を続けていた。
  • その結果、長期に渡る病気欠席や、理由不明な欠席が多くみられるようになった。

4.
先生たちで子どもにとって適切な休ませ方になるように関わろう!
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  • 先生たちは専門家の助言を得て、児童の休ませ方をどのようにするとよいかを考えた。
  • 先生たちは全員で統一した対応をするためにマニュアルを作成した。

5.
先生たちで子どもにとって適切な休ませ方になるように関わろう!
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  • 全教師が共通した対策を実施した。
  • 実施の結果、欠席する児童の数や1回あたりの欠席日数がみるみる減少した。
ポイント
  • 教師が「お子さまの病気がとても心配です。」という気持ちを抱きながら、保護者に対して適切な休ませ方を指導することが大切。
  • 欠席状況を毎日記録して、その効果を確認することが重要。

6.
休みの合計が7日以上の子どもたちには・・・
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  • 休ませ方対策を実施しても7日以上の欠席がある児童には、すぐに校長先生と専門家が、保護者と面接をする。
  • 面接では、欠席理由、欠席状況を確認して、校長先生と専門家がアドバイスする。
  • 面接後も欠席がなくなるまで、適宜助言を実施していく。
ポイント
  • 個々の事例を行動アセスメントして、保護者に対応を助言する。

7.
学校全体の魅力アップ・・・気がついたら不登校ゼロ
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  • 不登校の予防には、このような早期の欠席対策と同時に、先生が、学校を児童たちにとって魅力ある場所にするよう努力することが必要である。
  • 児童たちにとって、勉強がわかる、体力がつく、友達と遊ぶのが楽しいといった、その子なりの楽しさが生じていることが必要である。